映画「ジャスティスリーグ」ネタバレ - DCヒーローようやく集結!!

ついについにジャスティスリーグが始まりました!!前作におけるバットマンvsスーパーマンのヒーロー2人+ワンダーウーマンの全員顔濃くて画面がしつこい感は若干緩和されたかな...?w
 
ジャスティスリーグ集合としては1作目だけれど、「マン・オブ・スティール」「バットマンvsスーパーマン」「ワンダーウーマン」と話は繋がっているので前作をおさらいしてからどうぞ。(ワンダーウーマンは公開終了、レンタルまだですが)
 
ワンダーウーマンの流れとおさらいはコチラ↓↓
(他2作はちょっと観なおすのもきついので書き上げてません...)

 

www.bmxrip.com

 

ジャスティスリーグ(2017)

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 監督:ザック・スナイダー(ジョス・ウェドン)

出演:ベン・アフレック/ガル・ガドット/ヘンリー・カヴィル/エズラ・ミラー/ジェイソン・モモア/レイ・フィッシャー 他

 

★★★☆☆(3.6)
 

あらすじ

 
スーパーマンの死後、平穏が戻ったかのように思えたが異世界からの敵の襲来に備え、バットマンは超人ヒーローのスカウトを進めていた。因縁の対決を繰り返し、世界を悪で支配しようとするステッペンウルフからバットマン率いる「ジャスティスリーグ」のメンバーは世界を守ることが出来るのか。ヒーローの切り札となる禁忌の手とは...
 
 

ストーリーとネタバレ

 
スーパーマンの死を悼むインタビュー映像や当時の映像が未だに流れる中、バットマン(ブルース)は世界の異変に気付き超人戦士の捜索とスカウトをしていた。ワンダーウーマン(ダイアナ)も現世で生活をしながら、事件や異変を嗅ぎつけるとワンダーウーマンとして活動を続けていた。
 
ブルースは海の戦士アクアマン(アーサー)を誘いに行った先で、ある壁画を見て3つの箱の秘密について触れる。群れはしないと聞く耳を持たなかったアクアマンは海底アトランティスに箱を厳重に保管していた。次にスカウトしたのは超速で移動し、電気を発するフラッシュ、事故が原因で死にかけたところを箱の1つ「チェンジエンジン」の力で一命を取り留め、身体の大半が機械のサイボーグであった。
 
3つの箱はマザーボックスと呼ばれ、かつてこの3つを同時に扱うことで世界を悪で支配されようとしたが、アマゾン族とアトランティス族、人間が力を合わせ勝利したのちにそれぞれの部族が持ち帰り厳重に保管されていた。ステッペンウルフはその力を得て反抗したものたちをバラデーモンに変え、大きな兵力として3つの箱を探し奪い始めていた。
 
アマゾン族での箱も奪われ、警告の炎で自体を察知したワンダーウーマンはブルースの元へ駆け付け、箱を奪われたアクアマンもチームに合流、マザーボックスの秘密を知るサイボーグの実験に関わったと思われる関係者も拉致され、研究者の父を案じたサイボーグもチームに合流し皆が1つとなった。
 
それぞれの力だけでは勝てないことを察したバットマンは一計を案じ、チェンジエンジンを使用しスーパーマンを生き返らせることさえ出来れば勝ち目はある、その箱にはその力はある。でなければ世界は滅びる、とメンバーを説得する。
悪条件下であったがスーパーマンの蘇生に成功するも、スーパーマンは錯乱を起こし共に戦ったダイアナやブルースにも攻撃を仕掛けてくる。サイボーグのネットワークに入り込み彼を操り、超速のフラッシュすらも見切り彼を抑えることは出来ないと思えたそのとき、ブルースが呼んでいた彼女のロレインが現れ、スーパーマンは正気を取り戻す。実家で母とも再会し、自らの使命を全うすべく戦場へ向かう。スーパーマンとも力を合わせたことでステッペンウルフにトドメをさし、箱の力を失い恐怖にまみれたバラデーモンは暴走を始めステッペンウルフを襲撃すると、異世界へ消えていった。
 
エンドロール後1はフラッシュvsスーパーマンのスピード対決。エンドロール後2はBVSヴィランのルーサーが「我々もチームを組もう」と船上で笑うシーンでfin
 
 

感想とか文句とか

※マンオブスティールとBvSのグダグダ文句あるので注意
 
これはどうしても言いたいんだけれど3つの箱が世界を悪と混沌で支配しようとした時代のところ、アマゾン族もアトランティス族も人間界も皆が協力して戦った...ってところでグリーンランタンが飛び回ってて、笑うところなのに劇場の反応が薄くてさみしかった(´;ω;`)ネタ枠のグリーンランタンさんもまた新しく撮られるらしいけど...緑はヤメテェはもう終わるのか。。(ここまで戯言)
 
徐々にDCEUも明るみを増してきたのは間違いないなといったところ。シリアスに寄りすぎたアメコミ映画だけじゃもうしんどいしね...DCは長いこと暗すぎた感じはあるので、特にフラッシュのキャラクターはいいさじ加減になったかなと。顔の濃いおじさんたちに囲まれて頑張る坊や良きかな。
 
ワンダーウーマンは夏の公開があったので以前より人間性を感じられてとっつきやすくなったし、アマゾン族の戦いはかなり胸が熱くなりましたね。強い女性かっこいい...
アクアマンは(今回は仕方ないけど)海中での戦闘シーンをもっと観たいので単独作に期待!!手の動きで海を操るアトランティス族の戦い方は新しく感じたけれどチョイ出しだったのでね。アクアマンは真実の縄で喋らされちゃった実は臆病なシャイボーイというのがまた魅力。アクアマン可愛いよモモアマン。
サイボーグは父のため人間のため真っ直ぐ生きてくれてよかったけれど、片足もがれたところで「マーベルはバッキーの左腕もいでDCはサイボーグの片足かよやめろぉ!!!」と思っていましたね。金属だからってやめたげて...
 
そしてバットマンは元々ただの人間だしゴッサムの犯罪撲滅マンだし超人じゃないのはいいんだけれど、他の特徴すらも周りの超人に埋もれすぎているような...。バットマンもう少し頑張ってほしいよ...
スーパーマンに至っては個人的にMOSからいけ好かないというか、超人的な力を持つorそういう立場で行動するという立場を持って大義を投げて女女になるヒーローが昔から白けちゃうというか。大事な女はいても、「俺にはやらなきゃならないことがあるから行く、愛してる」というのは好き。戦い放棄して「お前と俺はずっと一緒さ...チュッ」とかされるとそういうんじゃないおおと思ってしまうエゴですが。BVSなんて全く関係ないワンダーウーマンとただの人間のバットマンが必死に繋いでいるのに別世界とかね。。あとDCEU作品は市民に対する対応が杜撰すぎて、ヒーローだけが走っちゃってる感がどうしても残る。
今回のスーパーマンも死者生還は多いなるリスクを伴う、とあったけれど錯乱してヒーロー対決かと思いきや彼女登場で即座にロレイン、ママ、僕だよ...とか言われてもさぁ!!!そこの根性叩き直してこいよぉ!!!となっちゃうんだよな...。あとやはりチートすぎて浮いてしまうのはバランスでどうにか出来ないのかな。
 
個人的にはワンダーウーマンと相応かもうちょいおもしろくはあるけれど、傑作というほどではないかなーと。DCEUの中ではいい方だけれど、いまいちテンポが悪いというか盛り上がりに乗せるまでがあんまりお上手ではない感が。バットマンとワンダーウーマン以外は初見だから序盤で多少グダるのは仕方ないかなと思いつつも、やはり顔見せを集合作は難しいですね。
とはいえ今回は監督のザック・スナイダーが娘さんの突然死で途中降板してジョス・ウェドンに引き継いだあたりも、もうどうしようもないのかなと思うけれど。
 
あまり比べるべきでないとは思いつつもやはりMCU(アベンジャーズ)と比較して見てしまう部分はある。本国ではジャスティスリーグの人気が強くても日本じゃスーパーマンとバットマンくらいしか名前だって知られてないのに、キャラクターは勿論ストーリーも説明不足気味。今回もあくまでもBVSの後の話なのにそこが置いてけぼりになってるかなぁ。ルーサーなんて全く説明されなかったし、分からないまま進んだ人も多そうな。終わった後近くの女性が「よく分かんなかったねー!スーパーマン何で死んでるの?!」と話していたのには唖然としましたが( ˘ω˘ )前作のおさらいはした方が楽しいよ...
 
とはいえDCEUも彼らの単独作や続編と数年先まで予定が組まれているので、今後の彼らに期待をこめて一度観ておくにこしたことはないです!今回は尺も120分ほどなので長すぎないし、ガドット姉さんの美しさに見惚れるためでも悪くない。ついでにアクアマンとフラッシュに萌えることも出来る!!
DCEU次作はアクアマン(相性モモアマン←俳優がモモアさんなのでもじって呼ばれています。役名じゃないよ!)が2018年12月公開予定ですよっ!!!