映画「トレイン・ミッション」ネタバレ感想 - いつもの通勤電車にリーアムがいたら絶対守る

こんばんは桜江です_( _´ω`)_

主演のリーアム来日ジャパンプレミアのチケット争奪戦に無事勝利したので、一足先に鑑賞してきました!リーアムとっても素敵な人だったので最後にちょこっとだけ感想をば書きます~
 
トレイン・ミッション(2018)

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監督:ジャウマ・コレット=サラ
出演:リーアム・ニーソン/ヴェラ・ファーミガ/パトリック・ウィルソン/サム・ニール 他
 
おすすめ度
★★★★★★★☆
 
・推理もアクションも二度味わいたい!
・ちょっと疲れ気味のリーアムを今日は拝みたい
・それでもいざというときはキレキレの65歳を楽しみたい!!!
そんな方は劇場へ足を運んでどうぞ♪
 

あらすじと謎解きのヒント&見どころ

いつもと変わらない通勤電車、見慣れた顔ぶれ。今日も同じ1日になるはずだったところに告げられたのは解雇の言葉。無職となった60歳、息子は大学入学のタイミングで家のローンもある。
絶望を抱えながら乗車したいつもの電車、見慣れぬ女性にある取引を持ちかけられる。
 
「この電車後方に25000ドル隠した。今から話す人物を見つけてくれたら追加で75000ドル払う。」
「その人物は常連ではない。名は通称"プリン"、終着駅で降りる、大きいカバンを持っている、見つけられなければお前の家族は···」
 
じっくり"いつも通り"の風景を見せてくれたあとに、少しずつしかし確実に起こっていく"変化"が、謎解きに繋がる。田舎ゆえの顔見知りの多さと駅員の切符切りから紐解く"プリン"の正体にどこで気づきましたか?
 
 

ストーリーとネタバレ

保険会社に勤めて10年のマイケル(リーアム・ニーソン)は、いつもと同じ時間、同じ通勤電車、同じ顔ぶれでの毎日を過ごしていた。しかしそんな"いつも通り"の日常に、突如リストラ勧告を受ける。
絶望しながらバーで前職·警察官時代の相棒マーフィーにぼやきつつ、ホーソーン警部との再会も果たす。
 
絶望に暮れながら息子おすすめの本を読んでいると、見知らぬ女に不穏な取引を持ちかけられる。この電車からある人物を見つけてくれたら10万ドルを払う、証拠の前金は車内に隠したというのだ。疑念を取り払えないマイケルだが、前金を手にしたことで取引に乗る形となってしまう。
 
女の話をすぐには信じず、警察や外の助けを借りようとしたことがバレ、女の仲間がこの話を知る人物を見せしめに殺してしまう。また妻が誘拐されているような脅しを受け、プリンの正体探しに本腰を入れる。プリンはある自殺の目撃者として重要人物とされていたのだ。
 
終着駅行きの切符、当日切符の数、乗客を集め自分が突きつけられた状況と条件を伝え周りを見渡す。するとある人物の座席が変わっていたことに気づくマイケル。プリンは、その人物が持つ「スカーレットレター」著者のへスタープリンから来ていたのだ。そしてその人物が目撃したのは自殺に見せかけた他殺で、犯人は警察官だと言う。
 
プリンをころせとの命だったが、目の前の命を守りたい正義感と警官だった頃の想いで乗客皆を含めて全力で守ろうとする。そんな折に仕掛けられた爆弾により運転手が亡くなり、電車は脱線し警察に取り囲まれる。元相棒のマーフィーが交渉に来るが、話をするうちにマーフィーこそがこの事件の黒幕であると気づく。プリンの正体を乗客全員で伏せ、揉み合いになるも誤射防止のタグをマイケルが奪っていたことからマーフィーがスナイパーに撃たれ、重症となる。プリンは警察に保護され、マイケルは家族の元へ戻る。ホーソーン警部に「お前のようなまっすぐな警官が懐かしいよ」との言葉を残されて。
 
後日、シカゴ行きの電車で例の取引を持ちかけた女を逮捕する警官としてのマイケルの姿があった。
 

アクション映画のスパイス風味なサスペンス要素

「この謎が解けるか」
こんなことを言われてはサスペンス濃いめを期待してしまう!(しかし宣伝ポスター下半分の爆発車両)105分という短さ、舞台が電車内というスピード感や迫り来るリミット感も相まってテンポよく飽きずに最後まで観られました。
先日金曜ロードショーでも、主演×監督コンビの前作にあたる「フライト・ゲーム」が放映されましたが、話の本筋としては比較的酷似しているかなと。
 
サスペンスとしては始めに提示されるヒントがほぼ全てで、リーアムが保険会社員なのに前職が警察っていうのはチートだなぁと思いはしましたが。笑    その辺そもそもなぜ辞めたのか云々とかももう少し聞きたかったけれど、警部とお話からのラストシーンはよかったーーー!!と安心しました。
 
それにしても、設定がつらいよ、つらすぎる。60歳のお父さんが今後かかる大金を前にリストラ勧告であんな切ない表情されたら耐えられない。。寂しそうなお父さんの姿を突きつけるのはやめてぇってなってしまう。笑
それからリーアム兄さんの家族に手出しちゃダメだってあれほど言ったでしょもー!という気持ちもひしめき合う。人質をとっているようでお前は自分の首を締めているぞ。
 

電車という密室と身近な設定

 
まぁこんな目に自らが遭うなんて考えられるわけではないのですが、やはり限られた空間でのアクションはおもしろいなぁと。
あの爆発はやりすぎだったのでは感は否めないけれど、まぁ葬ろうとして仕掛けているわけだからそこは突っ込むところではないですね。(映画版コナンさながらの爆発劇だなとは少し思った。笑)
 
田舎だからこその毎日の風景の描き方が丁寧だったからこそ、終盤の乗客間で助け合うシーンが更に生きたな、と。首都圏に住んでいると、通勤電車どころか近所のお付き合いすらほとんどないご時世。こんな付き合いがあるのも羨ましいなとも思って。たまにいますけどね、「いつもドアにへばりついているリュックのおじさん」とか。全くの他人だけれどなんとなく知った気になったり、逆もしかりだったり。そんな縁があったからこそ、今作ではミッションを乗り越えて守るべきものを選択できたのでして。
 
 

プレミアでの生リーアム・ニーソン!!

13年ぶりの来日を果たしてくれた主演のリーアム・ニーソン。個人的にもずっと大好きな俳優さんの1人で、チケットが先着と聞いてこれはやるしかない!!と思いました。笑
スクリーンの中の大好きな憧れの人が目の前にいて、確かに生きてるって存在してるって感動を覚えた。。

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なんだか少しお顔が痩せたような?身長191センチということもあり、とってもスタイル良い&足が長くて、映画で観るままの優しい眼差しがあたたかったです。
 
インタビューでは、質問に答えてくれるだけでなく、1つ1つ話を広げながら対応していてジョーク混じりで楽しませてくれました!
 
「今作は何度もタッグを組んでいるジャウマ・コレット=サラ監督とだったから、互いに100%の信頼を置いて仕事が出来た」
「監督は今作を "これはフライト・ゲームの心の続編だ" と言っていたよ」
「映画で使用されている電車はNYで自分も何度も乗ったことがある。でも撮影はロンドンだったから変な感じがしたよ」
「7両編成という設定だけれど、実際には1両半しか作っていないんだ。毎日セットをつくるスタッフも大変だったと思う」
「怖いものは高いところ。いじめっ子も嫌い...でも怖くはないかな。今はこれしか思いつかないけれど、きっとここを出たらたくさん思いつくだろう。笑」
「日本人は本当に礼儀正しいところが素晴らしい、これは欧米人も見習うべきところ」
「膝が持つ限りはアクション映画も頑張るよ。笑」
 
返答が長くなると通訳さんに「ごめんね、長くなっちゃったよね」と気遣う様子も見せてくれて、こんなに素敵な65歳いないよ...と、もっともっと好きになれました。
遠い日本まで来てくれてありがとうリーアム。プレミアとかは苦手だという話もあるけれど、ぜひまた日本にも来てくれたら嬉しい。
 

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