映画「ブレードランナー」ネタバレと 「ブレードランナー2049」のあらすじ!!

10月27日に公開となる「ブレードランナー 2049」が目前となり、ライアン主演となれば観にいくしかない!と鑑賞。
 
しかしバージョン違いの多さにTSUTAYAのSFコーナーでうろうろ。。
あれこれ修正やら辻褄合わせに修正したものが増えているということなので、初代で且つ別編ではカットされたというエグいシーンを含むコチラに決めました!
 
 
ブレードランナー(1982)

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監督:リドリー・スコット

出演:ハリソン・フォード/ショーン・ヤング/ルトガー・ハウアー/エドワード・ジェームズ・オルモス 他

 
 
★★★☆☆(3.5)
 
 

あらすじ

 
2019年、地球では環境破壊が進み、人類の多くは宇宙への移住生活をしていた。遺伝子工学の発展でタイレル社が開発した、人間そっくりの人造人間「レプリカント」が奴隷として扱われていた。しかしレプリカントは製造から数年経つと感情や自我のような気持が生まれることから自由を手にするため人間に対する反乱も起き始めていた。そのようなレプリカントを解任する職務を行う立場の者が「ブレードランナー」と呼ばれていた。
 
 

ストーリーとネタバレ

 
かつてはブレードランナーとして働き、現在は職を辞めていたデッカードはレプリカントか否かを見抜くテストを行っていた。瞳孔の変化やわざと刺激をする質問を繰り返すことで、20~30問の質問を終えるころには判断が出来るようになっていた。
 
ある日レプリカントを開発しているタイレル社から「最新ネクサス6型のレプリカント6名が脱走し人間を殺害のち逃亡中。そして地球に戻ってきている」との情報を得る。1名はすでに死んでおり、他の者を捕らえろとデッカードは命を受けて復職する。しかしそんな矢先にレプリカントの開発者であるタイレル博士に会いに行った際、レプリカントの判断テストを彼の秘書レイチェルに行い、彼女もレプリカントであることが判明してしまう。姪の記憶を植え付けられてまで自らを人間と思い込んでいたレイチェルは動揺のあまり飛び出してゆく。彼女の正体を見破るテストには本来の何倍にもなる100問近い質問が必要だった。
 
デッカードは逃亡したレプリカントの情報を追い、追い詰めると殺害し、危機一髪彼の命を救ってくれたレイチェルと親しくなり、愛情を持つようになる。
レプリカントのリーダー格・バッティは人間に対する反乱だけでなく、数年経つと感情が生まれることから4年ほどで寿命が終わるように設定されていることに対し、どうにか寿命を伸ばすようタイレル博士に直談判しに来ていたのだ。しかし技術的にも不可能であると断る博士に逆上したバッティは博士の目を潰して姿を消すのだった。
 
やがてバッティとの対決となったデッカードは劣勢に追い込まれるが、バッティは自らの命が本当に僅かで尽きることを悟ったバッティは最期にデッカード、ひいては人間を許し、命を助けることを選択し亡くなった。
命拾いをしたデッカードは、愛するレイチェルを連れ2人で逃避行へ出かけてゆく。たとえ彼女に同じ運命が待ち受けていることが分かっていようとも。
 
 
 

感想とか文句とか

 
あえてと言われればそうなのかもしれないが、デッカードが超ただの人間なんですね。もう本当に弱いしメッタメタにされる。最後はレプリカントによる情で助かるという。それも人間とレプリカントの違いと言われればそうなんだけれど、別にデッカードはただの一般人ではないわけで。過去とはいえブレードランナーの職をしていたのならそれなりに訓練もしていただろうし、もう少し動けてもいいのではないだろうか。。最近の映画のおじさまが強すぎるせいでそう見えてしまうというのか!?
 
えぇなんかおかしくない?レプリカント5人しか出てきてないよね?等々思うことはあったけれど、一応現在としては後に解決された点が多くあるらしい。結果これだけ見てもスパッと納得できるわけではないのね...。
 
しかしこれが35年も前に撮られたものだというのに驚き。未来のSF映画というとスタイリッシュで進化された美しい街という描き方が多いけれど、今作で描かれるのは「酸性雨が降り注ぐ退廃した未来都市」あえてのこの描写に逆にワクワクした!!が、やはりツッコミどころが多いのは否めないかなぁ。後から修正したいポイントが増えるなんてプロに限らずあるだろうけれど、そう何度もと聞くとえぇ…と思ってしまう節も。
 
 

続編「ブレードランナー2049」は2017年10月27日に公開!

 
30年以上の時を経て公開される続編は、主演ライアン・ゴズリング、そして続投はハリソン・フォード演じるデッカード!!ハリソン・フォードは今作に関する解釈違い*から、過去あまり前向きではなかったとの噂もあったようなので続投は嬉しい限りです!
 
*…(6人目のレプリカントはデッカードであるという諸説が飛び、リドリー・スコットがそれを支持しようとしたところハリソンは「観客はデッカードを応援したいはずだ」と反論したとか。現在ではその説は後の修正版(ファイナル・カット)にて「6人のレプリカントの内2名は既に死んでいる」として修正したらしいです。あと撮影が終わったあとに何度も修正撮影と呼びたてられたことも色々あったとかないとか。)
 
今回はライアンもブレードランナーとして登場し、レイチェルと逃亡後30年間姿を消しているデッカードを探すことから始まるようですね。そんな2049は、上映時間150分ほどになるという噂!かなりの長尺の中で何が明らかになり、どんな新しい展開を見せてくれるのか!今作はこれ一本でしっかり筋が通るスッキリな展開であってほしいな~~!
 
【1029追記】
ブレードランナー2049を鑑賞しましたのでアップしました。
程よく世界観を引き継ぎながらもレプリカントの進化と変化をご覧いただいた方はぜひに!