こんばんは桜江です！
赤ちゃんだけど一家のボス！赤ちゃんだから一家のボス？癒しを求めていくと返り討ちに遭うかも？笑 字幕版で鑑賞しました♪
ボス・ベイビー(2018)
監督：トム・マクグラス
声の出演：アレック・ボールドウィン/マイルズ・バクシ/スティーヴ・ブシェミ/ジミー・キンメル/リサ・クドロー/トビー・マグワイア 他
おすすめ度
★★★★★★★☆☆☆
・アメリカンジョークが好き！
・見た目に裏切られるギャップがたまらない！
・子どもたちの冒険を楽しみたい、という方におすすめ\( *°ω°* )/
あらすじと見どころ
両親と自分の３人という最高の暮らしを送っていたティム・テンプルトン７歳。今の家族３人の幸せが一番と望むティムの元に来たのは、スーツ姿でアタッシュケースを持った赤ちゃんの弟！？両親をとられたと感じ嫉妬を覚えたティムはある晩、赤ちゃんのある秘密と我が家へ来た理由を知り...？
ストーリーとネタバレ
両親と3人での最高に幸せな暮らしを送っていたティンプルトンは、想像力が豊かで日々妄想を膨らませていた。
しかし今の生活に満足しているティンプルトンの元に突如現れた“ 弟”は、スーツを着てタクシーに乗って現れた。あっという間に両親は弟にかかりきりになり、寂しさに包まれていたある晩、ベイビーの正体に気付いてしまう。ただの赤ちゃんではなく「ベイビー社」から派遣され、ある任務をこなしているのだという。それは「ワンワン社の新種ワンコについてリサーチし、赤ちゃん人気を取り戻す」ことだった。ティンプルトンの両親はワンワン社に勤めているため、一家が対象となっていた。ベイビーはかつて素晴らしい功績を残した、元CEOビッグボスベイビーに憧れ仕事を続けていた。彼らは特別なミルクを飲むことで赤ちゃんの姿を保ち続けることが出来るのだ。
１度は仲違いしかけたベイビーとティンプルトンだが、互いの利得と幸せのため手をとりあうことになった。
両親と共に、ワンワン社の「子ども参観」に来ることが出来た2人は密かに秘密情報を探り始める。しかし侵入がバレ、別室に連れられるとそこにいたのはワンワン社の社長であった。そしてその社長こそが、ベイビーが憧れ続けたビッグボスベイビーの成長した姿だったのだ！
エリート出世をものにしたものの、耐性が出来、特殊ミルクの効果を受けられなくなった彼はベイビー社に見捨てられていたのだ。そんなベイビー社に復讐するべく、ワンワン社を立ち上げ、人々の愛をワンコに集めるため活動してきていた。
ボスベイビーの仲間たちと作戦を練るも、ティンプルトンの両親はラスベガスへ新種の子犬の発表の場へ連れられてしまう。ベイビーの仲間達と共に困難を切り抜け、ベイビーの赤ちゃん戻りをギリギリで回避する。ビッグボスベイビーの陰謀を阻止することに成功し、ベイビーはボスから昇進することが出来た。ティンプルトンも晴れて両親がまた自分のためだけに愛情を注いでくれるようになったが、お互い胸にしこりを残したまま。
そんな日々を脱し、次こそは本当の兄弟になるため、ティンプルトンはベイビーに手紙を書き、ベイビーは“ 家族行き”のルートを辿るのだった。
コ●ン現象のベイビーver.
喋るとやべーやつなおじさん、赤ちゃん戻りとスイッチが入っている間はプリチー極めた癒しの塊！誰しもに愛される赤ちゃんの姿で、ギャップを突きつけてくれたのがボス・ベイビー！序盤以外はボスモードがほとんどなので、時折、純ベイビーに戻るとそれだけでニッコニコになってしまうバランスがずるい。
ベイビーたちの企みと真の姿を明かそうとしたティンプルトンvsベイビー’sの戦闘(？)シーン、なかなか派手にやるなぁ(ティンプルトンの妄想シーンでもないのに)と思っていたら大人から見ると子供のじゃれ合いだったのは笑った。いやむしろ大人から見たら仲よく遊んでいるようでも、子供間では熾烈な争いが繰り広げられているのかもしれないですよ！
そしてここ。お決まりヒーロー着地には笑いました(笑)そのいじりと、エンドロール後のおまけの内容的にもデッドプールを思い出したのは私だけではないはず..！
ギャグの塩梅が日本人には若干不向き？
見た目は可愛い、中身はオッサンという予告の感じから、個人的にはテッド的なものを予想していたのもありまして。何も考えずに笑い飛ばせる感じかなぁというのを想像していたので、そういった面では若干物足りなさも。(とはいえテッドはもう少し大人向けであるし、わりと下ネタやド●ッグなど成年且つ大人の遊びが強かったからジャンル違うのは承知の上。)
序盤のボスベイビーが裏の顔を出してきたあたりは、もう少し笑えそうな流れあったのだけどなぁ...。これは字幕だからいけないのか？やはりちょっとした言い回しであったり、ニュアンスとかはネイティブだからこそ伝わることがあるもんなぁ。と言いつつなかなか英会話のお勉強も出来ず、道案内くらい単語以外でスラスラできるようになりたいですね(今年の目標)
両親の愛、兄弟の愛、ペットの愛
親や夫婦、兄弟姉妹、ペットやあるいはぬいぐるみだって大事な家族の一員。大すきな人のその愛を独り占めできたならと思う気持ちは子供も大人も同じなのかもしれない。愛情は1つではないけれど、好きなもの全てに常に均等にともいかないものよね。
弟や妹が実際にいる人には特に、思い当たることや懐かしい気持ちにもなれたかも。子供時代なんて家族が全てと言ってもいいくらいまだまだ世界が狭いわけで、いつでも注目してほしいって思うのは普通のこと。
そんな中で今作では「赤ちゃんが可愛いと思う気持ちや人気が絶対であったのに、近年はワンコにその安全を脅かされている！！」という危機回避のためにボスが派遣されたわけです。ちょっとなるほどなぁと思う部分もあったり。勿論子供や赤ん坊に対する“ 愛”と、ペットに対する“ 愛”はどちらも家族に対するものだけれど別物でもあるし。あんなフォルムで仕事人の雰囲気を醸し出しつつも、根っこは「愛され続けたい」という気持ちから始まったこと。まだまだ小さな命を目の当たりにして“ 可愛い”と愛しさを感じる気持ちに救われた経験だって誰にでもあるはず。小さな頃いっぱいに注いでもらった愛情を次は返していけるよう、小さい頃守ってあげた、守ってくれた兄弟にまた会いたいなと思わせてくれる1本でした(﹡ˆ﹀ˆ﹡)
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